7名のスピーカーの顔写真
【上段】左から:クレア・レディントン、齋藤精一、ティーン・ベック、若林恵【下段】左から:田中元子、ジョー・ヴェレント、マティアス・ポルソン、三輪美恵

「Play(遊び)」をキーワードに都市の未来を考えるクリエイティブな国際会議ーMaking the City Playable 2018

【開催概要】
日時:2018年9月28日(金)
会場:ステーションコンファレンス万世橋

主催:ブリティッシュ・カウンシル、ウォーターシェッド
共催:JKD Collective株式会社
特別協力:ライゾマティクス・アーキテクチャー、東日本旅客鉄道株式会社
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京

スピーカープロフィール

■ 齋藤 精一(株式会社ライゾマティクス、代表取締役社長)
1975年生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。帰国後の2006年にライゾマティクスを設立。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015-2017審査員。2018年グッドデザイン賞審査委員副委員長。2020年ドバイ万博日本館クリエイティブアドバイザー。

■ クレア・レディントン(ウォーターシェッド、CEO/クリエイティブ・ディレクター、UK)
2004年よりウォーターシェッドに勤務。パーヴェイシブ・メディア・スタジオやPlayable Cityなどの創造的なテクノロジープログラムの立ち上げを担った。2014年にはクリエイティブ・ディレクターに就任し、スタジオ部門、エンゲージメント部門、映画部門を統括。2018年にCEOに就任。世界中の文化機関、学術研究者、クリエイターと連携し、インクルージョン(社会包摂)の推進、人材支援、新しいアイデアの創出に携わる。過去に 「REACT」プロジェクトのエグゼクティブ・プロデューサー、西イングランド大学の客員教授などを務める。現在はエマ・ライスが率いるカンパニー「ワイズ・チルドレン」(Wise Children)の会長のほか、ロイヤル・シェクスピア・カンパニーとシアター・ブリストルのボードメンバーを務める。

■ 若林 恵(黒鳥社、ディレクター)
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後,雑誌,書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)。

■ ティーン・ベック(アーティスト、リサーチャー、UK)
デンマーク、オーフス生まれ、現在ロンドンに在住。分野横断的な活動を展開するアーティスト、「遊び」を専門とする博士。過去に携わった事業や機関:オーフス欧州文化首都事業、ライト・シティー・ボルチモア(Light City Baltimore)(米国)、ロンドン五輪「カルチュラル・オリンピアード」、ロンドン・ブリッジ・ライブアート・フェスティバル(London Bridge Live Art Festival)、デジタル・アート展「On the Edge」(デンマーク)、イスラエル博物館、SIGGRAPH 「Art Gallery」展(ロサンゼルス)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(ロンドン)、シェイクスピアが晩年を過ごした住居「ニュー・プレイス」(英国、ストラットフォード・アポン・エイボン)、QVメルボルン(オーストラリア)、Playable City Recife(ブラジル)など。

■ 田中 元子(株式会社グランドレベル、代表取締役社長)
1975年茨城県生まれ。2004年大西正紀と共にクリエイティブユニットmosaki(モサキ)を共同設立。建築やデザインなどの専門分野と一般の人々とをつなぐための建築コミュニケーター・ライターとして、主にメディアやプロジェクトづくりを行う。2013年日本建築学会教育賞(教育貢献)受賞。2014年より「アーバンキャンプ」「パーソナル屋台」等のワークショップを全国に展開。2016年株式会社グランドレベルを設立。2018年「喫茶ランドリー」をオープン。主な著書に『マイパブリックとグランドレベル —今日からはじめるまちづくり』(2018|晶文社)、『建築家が建てた妻と娘のしあわせな家』(2014|エクスナレッジ)。

■ ジョー・ヴェレント(Unlimited、 プログラム・シニア・プロデューサー、UK)
「アンリミテッド」(障害のあるアーティストを支援する世界最大規模のコミッションプログラム)のシニア・プロデューサー。アーツカウンシル・イングランドのノーザン・アドバイザリーパネルのメンバー。 ライト・ムーブス・フェスティバル・オブ・スクリーンダンス(Light Moves Festival of Screendance)の最優秀賞を受賞し、各国を巡回展示するルーク・ペルとの共同制作ビデオ・インスタレーション《テイク・ミー・トゥ・ベッド》(Take Me to Bed)を制作。コスモポリタン誌の「Woman of Achievement」賞を受賞。

■ マテアス・ポルソン(Counterplay Festival、デンマーク)
メディア・スタディーズの修士号を取得、現在はコンサルタント、クリエイティブプレイ・ファシリテーターとして活動。「プレイ・アクティビスト」を自称し、「遊び」を社会に普及させていくための新しいイニシアチブの開発やコミュニティーの醸成に積極的に取り組んでいる。「遊び」や「遊び心」を探求し、育む独自の場としてデンマークの国際フェスティバルCounterPlayを立ち上げ、「遊び」に特化したナショナル・シンクタンクを設立。

■ 三輪 美恵(東日本旅客鉄道株式会社、執行役員 事業創造本部 新事業・地域活性化部門部長 兼 品川まちづくり部門部長
1989年に東日本旅客鉄道株式会社に入社、商業施設の開発、リニューアル、マーケティング及び商業コンサルティング業務を担当。JR東日本グループである株式会社アトレ 取締役 マーケティング開発部長として、駅ビルの大規模リニューアルや新規開発等、多数の案件を手掛け、同 常務取締役 成長戦略室長として海外戦略の展開も行う。2017年から、執行役員として事業創造本部において、新規事業展開や地域活性化、品川新駅(仮称)周辺のまちづくりや新たなくらしづくりを担当している。

本サイト内の関連ページ