2名のアーティストの写真
Playable City Tokyo 2018 レジデンス参加アーティスト、トム・メトカーフ(左)とソフィー・サンプソン(右) ©

British Council

ソフィー・サンプソン/Sophie Sampson

Matheson Marcault 共同設立者 Webサイト(英語)

公共空間においてゲームや遊びを取り入れたクリエイティブな創作活動を行うクリエイターであり、ライター、クリエイティブ・プロデューサー。特に、身体の動きを導く遊びの特徴を活かして人と空間の関係に変化を生むプロジェクト、特定の場所や歴史、記録との深いつながりのあるプロジェクトに関心がある。2015年にホリー・グラマジオと共にクリエイティブユニット、Matheson Marcaultを設立。それ以前は、フリーランスとして活動し、Hide&Seek、Caper、Somethin’ Elseなどのプロジェクトにも参加したほか、BBC、フェイバー&フェイバー、ワーナーブラザーズ、ユニーバーサル、ヒストリック・ロイヤル・パレスなど文化芸術団体や民間企業をクライアントとして、新しいテクノロジーを活用したゲームやインタラクションのプロトタイプ開発に携わった。

他にも英国ロンドンのアートセンター、サマセット・ハウスで毎年開催される、実験的なゲームデザインのフェスティバル、Now Play Thisにプロデューサーとして参画。更に歴史、文化、ゲームデザインの領域を中心に執筆活動も行うなど、その活動は多岐に及ぶ。

トム・メトカーフ/Tom Metcalfe

Thomas Buchanan クリエイティブ・ディレクター(設立者) Webサイト(英語)

英国ブリストル市を拠点に、韓国、中国、インド、米国、ヨーロッパをはじめ、世界各地で活動し、幅広い分野のプロジェクトを手掛けるデザイナー。人に焦点をあて、批判的思考を用いるアプローチを特徴としており、創り出すモノ、環境、空間を通して、人の新しい体験をデザインしている。直近では、英国スコットランドのクラフトビール醸造会社Innis and Gunnとハイランド地方にかかる雲から水を収穫してSkyPAを醸造。英国の回転寿司チェーンYo! Sushiとは日本の「珍道具」に着想を得た、食事の体験を楽しくするChindoguメニューを開発。英国の大手新聞社Trinity Mirror(現Reach)と組み、IoT時代における市民とニュースの新しい関係性を探索するプロジェクトはGoogle DNI(Digital News Innovation Fund)の助成を受けている。他にも、Marriott、TEDx、Twitter Liveなどのクライアントのために脳波でコントロールするビールをつぐロボットの開発、ファッション界に革新をもたらしたファッションブランド、UNMADEのコンセプトストアのデザイン、イマーシブシアターにIoTデバイスを導入して観劇体験を拡張するシアターカンパニーと協働のプロジェクトを手掛けた。

次世代の育成にも強い関心も持ち、英国ブリストル大学のセンター・フォー・イノベーションでユニット・ディレクターを務める。英国ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツ、フェロー。